ヒラタケの栽培に挑戦です。(3月) この写真の木は、ホームセンターで購入したヒラタケ用のホダ木にする桜の木です。 長さ約90cmのホダ木を15cm間隔で切断します。 (1本のホダ木を6等分です。) これを2個一組にして重ねて準備しておきます。 ※この切断のときに出たおがくずは、ヒラタケの種菌と混ぜ合わせて利用しますので土など付かないようにしてまとめて取っておきます。 |
ヒラタケの種菌1に対し玉切りしたときに出たおがくずを3 水を3使用しました。 種菌を購入したときの説明には米ぬかも使用すると書いてありましたが、米ぬかがありませんでしたので、今回は種菌、おがくず、水だけで行いました。 |
しっかりと混ぜ合わせた状態です。 手で握ると指の間から水がジュワっと出るぐらいになっています。 |
一組のホダ木の一方の切り口に1cmくらいの厚さで塗りつけます。 |
塗りつけた種菌を挟むようにホダ木を重ねます。 |
仮伏せ 写真は種菌を塗り終わった状態です。 この状態で一箇所にまとめてムシロやコモなどを掛けて保管します。 保管場所は直射日光の当たらない、雨の当たる場所が良いそうです。 |
ムシロを掛けた状態です。 風でムシロが飛ばないように上に重石を載せました。 雨が少ないときは、乾き過ぎないようにたまに散水します。 |
2~3ヶ月経ったころの写真です。 大分菌が回って白っぽくなっているのがわかります。 この状態になれば、菌糸できっちりと上下のホダ木がくっついていますので、ちょっと動かしたくらいでは取れなくなっています。 |
6月の下旬です。 菌糸でくっついているホダ木を分解した写真です。 |
本伏せ 2こ一組になってくっついているホダ木を全部分解します。 菌糸が付いている面を上にして上部2~3センチ地面から出るように埋めました。 直射日光に当てないように上からワラやムシロなどをかけておきます。 |
今回ムシロをかけておいたんですが、写真をみても何の写真かよくわかりませんね。 |
9月の中ごろにムシロを取り、写真のようにドーム型に遮光シートをかぶせました。 ヒラタケが生えてくる空間を作った形です。 |
10月の中旬です。 次々にヒラタケが発生してきました。 |
問題も発生しています。 画像中心よりチョット右よりのヒラタケですが、千切れているように見えると思います。 これはナメクジに食われちゃったヒラタケです。 |
犯人のナメクジの画像です。 ナメクジって夜行性のため、暗くなると何処からか出てきてきのこをかじっていきます。 ナメクジも必死に生きているとは思いますが、こちらも大事なヒラタケです。 毎晩箸でつまんで駆除します。 農薬をかけるわけにもいかないので、面倒でもこの方法しか思いつきません。 |
バナナの皮を置くとナメクジはそっちに着くという話もあり、置いてみましたが、期待したほどの効果もありませんでした。 それにバナナの皮ではなく、皮に付いたバナナの身を食べるようで、1日置いておくと乾いてしまうバナナの皮はすぐに見向きもされなくなりました。 ですので、面倒でも暗くなったら1回、さらに寝る前にもう1回と一晩に2回ずつパトロールしています。 ※大した数があるわけじゃないですから面倒にも感じずにやっています。 |
収穫した写真です。 一緒に写っているのは舞茸です。 舞茸についての記事は、また後で書きます。 |
今回2種類のヒラタケ菌を使用しました。 以下、駒になったヒラタケ菌です。 |
これはヒラタケ菌の駒を利用したものです。 ↑8mmのビットを使って穴をあけています。 写真ではわかりにくいですが、切り口のほかに脇にも穴を開けています。 |
駒を一個ずつ穴にかなづちで打ち付けていきます。 |
菌を打った写真です。 この場合も2個一組になりますが、上下とも同じように菌を打ち込んでから重ね合わせておきます。 このあとのやり方は、上に書いた手順と同じです。 |
これは駒を使った木から発生したヒラタケです。 どちらのやり方でも同じように発生しました。 |